今日もおつかれさまです!

のんびりと、でも着実に生きたい

住所の隠し方 その1

おはようございます。
今日も一日、頑張りましょう💪

 

私は毒親から逃げてきて数年間、「支援措置」という制度を使って住所を調べられないようにしています。

これは住んでいる区と警察に協力してもらい、区役所に毒親がやってきて住所を調べようとしてもブロックしてもらうという措置です。


まず区役所で書類をもらい、警察に行って相談し、書類を作成してハンコをもらって区役所に提出します。時間はあまりかからず、承認に若干時間がかかりますが、認められればその日から1年間隠してもらえます。一年経ったら、毎年更新が必要です。


詳しくはお住いの区や、家出して転居した区の区役所に行って職員さんに聞いてみると良いと思います。私の区では、区役所で「支援措置についてお聞きしたいのですが」と言うとすぐに特別なブース型の窓口に案内してもらえるので、話しづらいことでも相談しやすいように工夫がされています。

私の親は、特に家を出てからすぐの時は区役所にやってきて住所を開示するよう迫ったと聞いているので、この制度のおかげで安心して生活できています。

最近ではもう家を出て何年も経ちますが、今度は違う家族のメンバーに命令して私の住所を調べさせようとしたようです。詳しくは次の記事に書きますが、直接暴力を振るっては来なかったけれども、毒親と繋がりがある親族にも注意しておいた方が良いです。せっかく隠してもらっているのに、間接的に調べて筒抜けになっていたら何の意味もないですからね。ほんと、卑劣です。

 

この制度の難点は、警察に相談しなければならないこと。

 

警察で作成する書類に相談内容のカテゴリーを選択する欄がありますが、もともとこの制度は配偶者からのDVを防ぐことが目的であり、確か児童虐待という項目もありましたが私は児童ではないので該当項目がありませんでした。なので「その他」として出しましたが、認めてもらえるのか不安だったことを覚えています。

 

私の場合は、暴力や家出により以前から警察や児童相談所が介入していた実績があったので結局警察も動いてくれましたが、身体的暴力があまりないケースなどではどうなるのか、正直わかりません。

 

警察の方は親身になって話を聞いてくださいましたが、「何で子どもをいじめるんだろうねぇ、わからないな」と言った感じで、あまり理解があるとは言えませんでした。

やはり、わからない人にはわからないのだと思います。

 

実際、私のように成人していて、親からの暴力を受けているというケースは聞いたことがないのだそうです。聞いたことがないだけで、苦しんでいる人はたくさんいると思いますけどね

 

住所を隠してもらえるだけで安心感がだいぶ違います。今は他の家族のメンバーも皆毒親から離れていますが、住所を隠していないため、いちいち戸籍で調べて家にやってくる、という形で復縁を迫られています。

 

親だというだけで子どもの人生にいくらでも無断で踏み入ることが許されていることに憤りを感じますし、一般的には家庭内に暴力はないと認識されていることに驚いています。

 

家出を考えている方は、ぜひ一度支援措置について調べてみてはいかがでしょうか。
毒親からの自立を考える方の、心強い味方になってくれるはずです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)
寒い日が続きますが、お身体を大切になさってくださいね。