意外と知られていない、毒親とDV
最近寒いですね。
私は冷え性なので湯たんぽで足を温めるのですが、全然違いますよ。
足が冷たいと夜も全然寝れないので、冬は必需品です。
さて、最近「毒親」という言葉をいろいろなところで聞くようになりましたよね。
私の中ではすっかりお馴染みの言葉になっているのですが、この前友人との会話で「毒親」と言ったら理解されず、聞き返されてしまいました。
自分の中では当たり前のように使っている言葉だったので、ちょっとびっくり。
でも、確かに興味を持って調べない限り、「毒親」って言葉は知らないですよね。
前にランチをしにお店に行ったら、OLさんが二人で入ってきて、知人のヤバいDV彼氏の話で盛り上がっていました。
私はすっかり興味津々になってしまい、盗み聞きをしていたのですが、なんでも「別れたい」と言うと刃物を取り出して「一緒に死のう」と言ってきたそうです。
その話を聞いたOLさんは
「でもなんで暴力振るうんだろうね。私だったら、殴られたら殴り返しちゃいそうだけど」
と言いました。
それを聞いて私は、この人は全然わかってないんだなぁ、と内心思ったのでした。
もちろん、その方を責めるつもりは全くありません。
ただ一つ言いたいのは、DVというのは相手に心理的に服従している状態で起こるのだということ。
殴られたら相手に殴り返せるような自尊心、自分は傷つけられている、そして自分はそれに抵抗する権利がある、そういう意識があるならば、その人はDVに遭ったりはそもそもしないし、たまたまそういうことがあったとしてもすぐに抜け出すことができるのです。
私は、自分より身長の低い、70代のおばあちゃんに暴行を受けていました。
私もそこまで力がある方ではないけれど、本気になれば抵抗することはいくらでもできました。
でも、それは許されざる罪であり、私にとっておばあちゃんに刃向かうことは死にも値する重罪だったのです。
DVで苦しんでいる人は、そういう心理的な支配が抵抗できなくさせているのだと思います。
虐待を受けた私の弟はいま、彼女からのDVでとても危険な目に遭っています。
身長150cmくらいの女の子だそうです。信じられますか。
今この瞬間も社会の片隅の、全然見えないところで支配され、暴力を受けている人がいると思うと心が痛みます…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)å