ゆるく生きていこう
コロナ禍で生活や仕事のスタイルが変化する中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私は今仕事がない状態で、とても暇です。
会社員なので仕事も収入もあるのですが、厳密に言えば出社が制限される中で仕事内容がない、ということです。
これだけ暇だと、もっと何かしたほうがいいのではないか?語学、ビジネススキルアップなどなど...と気持ちも焦ってきますが、怠惰な私はこれといって何もせず、ただ暇しています。
空いた時間は勉強とも仕事ともつかないような作業をして時間をつぶし、在宅の9時ー5時を何とか乗り切っています。
私は怠惰な人間です。何事もほどほどに、ゆるくやるというのをモットーに生きています。
勉強や家事はしたいときには頑張るけれど、やる気が起きないときにはやらないです。
周りにはすごく努力家で優秀な人もいるので、ついつい比べてしまいそうになりますが、私は自分のこんなゆるくていい加減なところが人間らしくて好きなのです。
嫌なところからは逃げていいし、やりたくないことはしなくていい。当たり前のことかもしれないけれど、人間らしく生きるためにとても大切なことのように思います。
何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。
人が労苦してみたところで何になろう。(旧約聖書 コヘレトの言葉3:1-9)
今は、社会の状況から考えてもバリバリ頑張るべき時ではないでしょう。
人と関わることの大切さ、休息の必要性、苦しんでいる人のために祈ることなど、今回のことを通して神様が教えてくれていることはたくさんあると思います。
社会の状況だけでなく、自分が心理的に頑張れる・頑張りたいと思うかどうかも含めて、神様がお決めになることだと思うのです。
気持ちが向いていないのに無理に何かしようとすると、心理的に莫大なエネルギーが必要になり、ひずみが生じてしまいます。
だから時には、流れに身を任せておけば良いのだと思います。
もっとも、こんな考え方では成功者にはなれないかもしれないですが。
最近、芸能人の自殺が報じられ、女性や若者の自殺も増えていると聞きます。
一般人の自殺は経済的な苦しみが大きな理由であるようですが、その理由の中にはコロナの影響で仕事が減り、やりたいことができなくなって「私は一体何をしているのだろう」というフラストレーションも含まれているのではないでしょうか。
私も同じようにフラストレーションを感じていますが、だからこそ「何もしなくても大丈夫」と言いたいです。
誰にも会えなくても、ただ寝ているだけでも、全然大丈夫です。
何もしていなくても、あなたの存在価値がなくなるようなことはない。
今はゆるーく毎日を過ごして、生きて乗り切りましょう。
そしてまた頑張れそうな時が来たら、その時に頑張れば良いのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日あなたが素敵な一日を過ごされますように。