今日もおつかれさまです!

のんびりと、でも着実に生きたい

闇と光

 

…命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。…

新約聖書 ヨハネによる福音書:第1章第4~5節)

 

こんにちは(^^)

今日は天気が良いですね🌦

雨で寒い日が続いていたので、今日は少しでも暖かくなるといいですね。

今日も1日、頑張りましょう!

 

冒頭で引用させてもらったのは、聖書の中でもとりわけ有名な一節です。

私の好きな聖句でもあります。

 

教会で先日牧師さんが仰っていたことですが、キリスト教に出会い、クリスチャンになった方たちの多くは、それまでの自分が置かれていた状況や自身の心のあり方を「闇」と捉えた上で、イエス・キリストを自分を照らしてくれる光として感じて対比しているそうです。

私も、全くその通りです。

 

闇があって初めて、光は輝くことができます。

全てが明るい白日の中では、光があっても気づかれることはないでしょう。

だから、暗い闇も光を際立たせるために必要不可欠なものであり、決して無駄ではないのです。

 

先日、ある小説を読んでいたら「小さな光がかえって巨大な闇を際立たせる」という言い回しがあってハッとしました。

 

これは「光は暗闇の中で輝いている」を逆の言い方で表したものです。

光に意識を向けると、今度はその闇の広大さが目に見えるようになります。

そうすると、自分を包む大きな闇に恐怖を抱き、初めて逃げ出したいと思うかもしれません。

 

人生がつらく感じられるのは、小さな光を見たときにこそなのかもしれませんね。

 

良くない状況にあっても、周りの人が皆同じ状況だったり、全く何の望みも見出せない状況がずっと続いていたら、いつしか慣れてきて闇に親近感を感じ、安らぎさえ感じると思います。

しかし、そこにわずかな希望の光を見てしまったとき、初めて自分の闇が明るみに出され、闇がいっそう意識されてきて、人は苦悩するのだと思います。

 

辛くても、その小さな光を求めて動き出した瞬間から、変化が始まります。

 

「闇の中にいる方が楽だから、そんな光などいらない」と思うかもしれません。

でも、世界は小さな光でいっぱいなのです。目を閉じていても見えてしまうでしょう。

 

私たちが、光に向かって確かに歩んでいけますように。

Have a nice day!

 

小型聖書 - 新共同訳