人をぶっちゃ、ダメなんだよ
今日も1日、お疲れ様です☕️
最近、駅でよく目にするこのポスター、ご覧になったことがあるでしょうか。
子どもの手書き風のもので、駅員への暴力行為禁止を訴えるものです。
私自身は目撃したことがありませんが、きっと駅員さんへの暴力が深刻な問題になっているのでしょうね。
目にするたびに気になっているので、記事にしてみました。
「人をぶつ」ことは犯罪ですし、「人をぶっちゃダメ」なことは小さな子どもでもわかります。
そんな当たり前のことを、再確認しなければならない状態にあるのだな、ということを考えさせられるポスターです。
もしかしたら、昔は酔った乗客が駅員を殴ることなどは日常茶飯事だったのかもしれません。
その時代にこのポスターを貼ったとしても、多分誰の目にも止まらないか、「そうは言ってもねぇ…」となるだけでしょう。(そんな時代に生まれなくてよかったです…)
でも、そんな「当たり前」が時代とともに変化して、暴力を許さない社会に近づいていることが嬉しいです。
暴力がダメなのはわかるけど、実際は横行している場面がある(あった)ことと思います。
教師から生徒への体罰、夫から妻への暴力(その逆も)、親から子への暴力、職場でのいじめ、などなど。
でも今は体罰は一応禁止されているし、夫からの暴力があればDVで避難したり、助けを求める手段が増えていると思います。
人権がより尊重されるに従って、見えるところにある暴力は減っていき、見えづらいところには残ると思うのですが、その最後の温床が家庭だと私は考えています。
家庭内は最もプライベートで、完全に透明になることはないからです。
「人をぶっちゃダメ」なのですが、特別に「ぶってもいい」聖域がまだ、存在しているのです。
少しでも、暴力行為が明るみに出て、そしてそれを許さない社会になりますように。