今日もおつかれさまです!

のんびりと、でも着実に生きたい

平和の祈り

こんにちは(^○^)

いかがお過ごしですか?毎日寒いですね❄︎

もう12月になってしまったし…^^;

 

今日は教会で礼拝に行ってきました。今日からアドベント(クリスマス準備期間)ということで、礼拝も少し特別バージョンだったのですが、その中で「平和のリタニー」というのをしました。

 

リタニーとは、Weblio辞書によると、カトリックの用語で「連禱(れんとう)」を意味するそうです。ラテン語ギリシア語に起源を持つようです。だから「平和のリタニー」とは「平和の連禱」という意味です。

 

この連禱(一連のお祈り)は、アッシジのフランシスコという聖人による「平和の祈り」によるものです。

 

このお祈りがとても優しくて素晴らしく、大好きなので以下に引用させていただきます。

 

主よ、私たちを平和のために用いてください。

 

憎しみがあるところに愛を

罪のあるところに赦しを

争いのあるところに一致を

誤りのあるところに真理を

疑いのあるところに信仰を

絶望のあるところに希望を

闇のあるところに光を

悲しみのあるところには喜びを もたらす者としてください。

 

主よ、私たちは求めます。

慰められるよりも慰めることを

理解されるよりも理解することを

愛されるよりも愛することを

 

主よ、私たちを平和のために用いてください。

イエス・キリストのみ名によって祈ります。アーメン。

 

特に、

慰められるよりも慰めることを

理解されるよりも理解することを

愛されるよりも愛することを

のところが好きです。。他者と調和しながら生きていく上で、とても大切であることのように思えます。

 

実はこの「平和の祈り」は前から知っていて、児童小説の「青い天使」(倉橋燿子、1997年)で読んだことがありました。

この小説も大変素晴らしく、友人がオススメしていて読んでみたのですが、当時はキリスト教のキの字もなかった私が、ゆっくりとキリスト教的なものに引かれていくきっかけになった本だと思っています。

 

あらすじを少しご紹介します。主人公のチナという少女は不倫の末に生まれ、生まれた時から父親を知らずに成長します。最愛の母親は仕事のためにひとりでパリに渡ってしまい、親戚の家に預けられますが、そこで従兄弟たちから壮絶ないじめに遭います。それでも、チナは人や世界を恨むことなく、苦しみながらも成長していく…というお話。

 

状況から考えて、普通ならグレてしまうようなことが繰り返しチナに降りかかるのですが、チナはとっても心が綺麗なんですね。もう可哀想なくらいに。だから決してめげないのです。

 

キリスト教のお話ではないですが、外国が色々と出てくることもあり、キリスト教の要素が入った小説です。チナの優しさに、読むとなんだか心が浄化されるようです。全6巻と長めですが、引き込まれるようなドラマ性ですぐに読んでしまいました。

 

だからこの「平和の祈り」が出てきたとき、「わ、懐かしい!」と思ったのでした。

 

キリスト教は抜きにしても「青い天使」はとてもおすすめです。大人でも十分楽しめると思います!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^○^)

良い1日をお過ごしくださいね👋

 

青い天使(1) (講談社青い鳥文庫)